楽天モバイルの契約者名義を変更する方法を解説します。
ここでの想定は、世帯主の方が家族複数名のスマホ契約者となっている場合で、家族それぞれの名義に変更する方法です。
詳細は楽天モバイルの公式ページを参照していただければ分かります。
しかし、複雑な部分もあったため、なるべく分かりやすくまとめてみました。
これから変更を考えている方の参考になれば幸いです。
はじめに
楽天モバイルの契約者変更手続きは、申請書を郵送する方法でしか受け付けていません。
オンラインでは変更できないため、自分で申請書を記入するなどの準備が必要になります。
ここでは手順についての解説はしていますが、契約内容の確認などは省略しています。
ダウンロードした書類に注意事項などが書かれていますので、ご自身で内容の一読をお願いします。
手続きに必要なもの
手続きに必要なものは、次の3つになります。
- 契約者情報登録・変更申請書
- 委任状
- 本人確認書類
加えて、記入する際に必要になってくるものが2つあります。
- 譲り渡す人(現在の契約者)の印鑑
- 譲り受ける人(変更先の人)の印鑑
契約者情報登録・変更申請書
様式をホームページから入手します。(PDFデータのため、印刷をして使用します。)
記入する項目は、まず契約者の氏名・住所・連絡先。
次に譲り渡す(変更をする)電話番号、譲り受ける人の氏名・住所・連絡先・メールアドレス・職業を記入します。
譲り受ける人の押印をする場所があるので押印します。
委任状
委任状は契約者情報登録・変更申請書の2枚目にあります。
右半分が記載する場所ですが、まず1番上の「①【家族間】契約者変更に関する手続き」の□にチェックします。
次は「対象回線の契約者情報」です。
ここは譲り渡す人(現在の契約者)の氏名・生年月日・住所・連絡先を記入します。
押印する場所があるので、こちらは譲り渡す人の印鑑を用意します。
次は「代理人(ご申告者様)情報」です。
変更をする電話番号、譲り受ける人の氏名・続柄・住所・連絡先を記入します。
最後に「同意内容」の(ご署名)部分に署名をします。
本人確認書類
本人確認書類は楽天モバイルに登録されている住所と同じもので、次のどれかを用意します。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード
- 身体障がい者手帳、精神障がい者保険福祉手帳
上記を持っていない場合は、次のいずれか1点と補助書類1点の合計2つを用意します。
- 健康保険証
- 日本国パスポート
- 住民基本台帳カード
★補助書類を追加でどれか1点 - 公共料金の請求書・領収書
- 住民票
- 届出避難場所証明書
手続きの流れ
①必要書類と添付書類の準備
上でダウンロードできる「契約者情報登録・変更申請書」と「委任状」を記入します。
同封する本人確認書類は必要な物を用意して、封筒に入れます。
②書類の郵送
郵送先はダウンロードできる用紙の3枚目に準備されています。
封筒に貼り付けて発送手続きをします。
③審査受付・審査
手続きには審査があるようです。
もし書類再提出の場合はSMSやメールで連絡が来ます。
審査が通過すると、新しい契約者の住所に「本人確認手続きのお知らせ」という書面が届きます。
④名義変更手続きの開始
前の契約者のメールアドレスに「【重要】【楽天モバイル】ご契約者変更について」という案内が届きます。
メールに記載されているURLから、新しい契約者の楽天会員IDでログインをして契約者情報を確認します。
確認作業が終わると、楽天モバイルが名義変更の手続きをしてくれるようになります。
⑤手続き完了
手続きが完了すると、前の契約者のメールアドレスに名義変更完了のお知らせメールが届きます。
⑥利用開始
上記の手続きが完了すると、新しい契約者名義で使える状態になります。
新しい契約者には手数料として3,300円(税込)が請求されます。
手続きの流れは以上です。
全ての流れが完了するまで、ある程度の日数が必要になります。
期限のある方は、余裕をもって手続きすることをおすすめします。