今の私の気持ち
2008年に就職、今年で13年目になりました。
入ったばかりの時期は向上心もあり、自分の力を高めながら無我夢中で頑張りました。
歳を重ねて自分が指導するような立場になっても、指導方法に悩みながら自分にできる最善の方法を探したり、職場への貢献を最優先に仕事をしてきました。
そんな私が30歳を迎えたあたりから、今の職場を続けていくことに疑問を持つようになってしまいます。
きっかけとして大きな出来事があった訳ではなく、様々なことが積み重なった結果です。
仕事の内容や職場の人間関係、普段の生活におけるお金の悩みや仕事に依存した生活など、多くの出来事が私を不安に引き込みました。
どうしたらいいか悩む日も増え、不安について考える機会も増えました。
不安の原因を考えてみると、不安に関わることの大半が仕事に関係していると気付きます。
気付いたときには30歳も過ぎており、今から職を変えること自体が不安の種でもありました。
不安を抜け出すために始めたこと
不安を少なくするには、今の職場をやめるという結論に辿り着きます。
同時に職を変えるための準備が必要だと考えました。
仕事を辞めても一定期間は生活できるお金の確保、自分に合ってる仕事は何かという自分探し、必要だと思うことを探して準備に取りかかります。
気持ちを高めるために、本を読む機会も増えました。
自分の生活スタイルを模索して本を読んでいたとき、ある1冊の本に出会います。
その本は「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 -30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法- 」です。
著者の穂高唯希さんはFIREを実現した方で、本には穂高さんが実践した内容やFIREという生き方について書かれています。
(FIREとはFinancial Independence and Retire Earlyの略で、経済的自立・早期リタイアを意味しています。)
本の中では、FIREを「今の生き方に疑問がある人へささげる1つの選択肢」としており、今の自分の心境にとても響く内容でした。
また、実際にFIREを実現した穂高さんが、こうも書いています。
努力すればすべて報われるとまでは言いませんが、努力するだけの価値は間違いなくこの社会において、あります。私たち日本人は恵まれています。
本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 -30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法-より
努力することは必要ですが、その価値と道筋を示してくれたこと。
私の行動を後押しする、とても大きな力となりました。
FIREという生き方に出会って
人生のひとつの選択肢として存在するFIREですが、私はこの生き方に共感し、目指すことを決意しました。
自由に考えて選べる人生、そんな生活が送れる日を実現します。
FIREへの第一歩、まずは決意表明です。
険しい道なのは分かっています。
しかし、努力すれば実現できる道と信じて行動を続けます。
1日でも早いFIRE達成を目指して!