収入ー支出の最大化【支出の最適化編】

支出の最適化編

収入ー支出の最大化が重要な理由

ここでは、「収入ー支出の最大化」が重要な理由を詳しく説明します。

セミリタイアにはこの思考がとても大切になるため、重要性をしっかり理解してください。

 

支出とは家賃や光熱費、食費などの毎月必要になるものの総額です。

例えば収入を10と仮定して支出も10あった場合、差し引きすると0になります。

収入ー支出の最大化説明用0

当然ですが差し引き0の場合、いつまで経っても資産は増えずに配当金も貰えません。

次に支出を1割削減できた場合はこうなります。

収入ー支出の最大化説明用1

年間で約1ヶ月分の収入程度の貯蓄ができるようになります。

次に支出を収入の5割とした場合です。

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この場合は1年で収入の6倍、年間で収入の半年分を貯蓄できることになります。

次は支出を収入の2割とした場合です。

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この場合は1年で収入の約10倍を貯蓄できます。

このように数字でみると、かなり差が生まれることを実感できたと思います。

 

私の尊敬するFIREを達成した穂高さんは、収入の8割を株式買い付けに回したそうです。

日本では芸人として有名な厚切りジェイソンさんも、実はFIREを達成しています。

 

厚切りジェイソンさんもFIREを達成するために、収入の8割を投資に回していたそうです。

セミリタイアを目指すには、この支出を下げる努力が重要です。

 

このことからも、もっとも重要なスキルは「支出の最適化になります。

支出の最適化の重要性が分かったところで、次は知識について触れていきます。

支出の最適化の前提条件

支出を下げることはとても重要です。

しかし、なんでもかんでも下げれば良い訳ではありません。

 

なぜなら、人が違えば支出に対する価値観が違うからです。

食事が好きな人、友達との関わりを尊重する人、好きな服を着たい人など、趣味や思考によって支出項目ごとの金額が変わるのは当然なのです。

 

そこで一番重要になってくるのは、自分の価値観を基準にお金を使うということになります。

多くの人が物を購入する時、次のようなことを考えます。

☑️他の人も買っているのだろうか

☑️平均的な金額はいくらなのか

☑️流行っているものだから

☑️セールで安くなっているから

☑️まとめて買うと安いから

 

今一度考えてみてください。

このような考え方の先に、自分の意思はあるのでしょうか?

 

自分が心から欲しいと思わなければ、買う物に本当の価値は生まれません。

要するに、必要かどうかを自分の価値観で判断し、それに見合う金額を支払う。

 

他人の意見ではなく、自分の気持ちを1番に考えればいいのです。

言葉にするのは簡単ですが、実はこれが一番難しい内容です。

 

私達は普段の生活をしているだけで、様々な人の考え方を受信します。

両親の考え方や兄弟の考え方、友人の考え方やクラスメイトの考え方、職場の同僚の考え方や上司の考え方などです。

 

人生で出会った人の考え方を受信して、今の自分が作られています。

色々な人の考え方を受信すること、これ自体は悪いことではありません。

 

ただし避けなければいけない重要なこともあります。

それは多数派の意見に流されてしまうことです。

 

世の中には常識と言われることがありますが、これは大多数の人が選ぶから常識と言われるのです。

学校を卒業したら就職して仕事をする。

 

多くの人が会社に雇われて仕事をするから、それは社会として当たり前のこと=常識となってしまうのです。

本来であればどんな道を選ぶのも本人の自由です。

・大学に行くのは多くの人が選ぶから当たり前のこと。

・多くの人が就職しているし、会社に勤めることが普通のこと。

・みんな社会人になれば保険に入っていざというリスクに備える。

・田舎は車を所有しなければ生活できない。

・家族構成によりマイホームは必要になる。

 

世の中の常識と言われることは、本当に自分もやらなければいけないことでしょうか?

まずは常識を疑って、自分の価値観と一致しているかをしっかりと見定めます。

 

価値があるものであれば金額が大きくても払うべきですし、価値がないものには1円でも払うべきではありません。

この考え方を前提条件として、次は具体的な支出の最適化に入っていきます。

支出の最適化をする手順と方法について

毎月必要になる生活費ですが、これを最適化して収入と支出の差額を広げていきます。

先に説明したように、支出とは自分の価値観に合った金額を支払うことが理想です。

 

まずは世の中の考え方から、多くの人が深く考えることをやめている項目に手をつけていきます。

なぜかと言うと、世の中の考えは自分の価値観と違うからです。

 

それではひとつひとつ考え直してみましょう。

通信費

今や1人1台は当たり前になった携帯電話ですが、世帯が支払う通信費は年々増加していくばかりです。

この事実は、総務省のデータを見れば一目瞭然です。

 

年々と電話通信料は増えており、家計支出に占める割合も増えています。

昔は電話通信会社と言えば、大手3大キャリアがほとんどのシェアを占めていましたが、通信技術も今ほどではないので料金も驚くほどではありませんでした。

 

それが通信技術の発展はもちろん、提供するサービスの多様化によって電話通信料はどんどん高額になっていきました。

そして多くの人は、昔からある3大キャリアを継続して使用しています。

 

その理由としては、ずっと使っている、昔からある大手だからという方が多いのではないでしょうか?

今は格安SIMと呼ばれる3大キャリア以外の業者も数多くあります。

 

通信費はこれらの惰性的な考えを改めて、自分の使い方に合った業者やプランを選ぶべきです。

通信費は一度見直すだけで、今後の通信費が継続的に軽減されます。

 

まずは金額が大きく、労力のかからない通信費を見直しましょう。

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保険

保険に関しては多くの人が加入していますが、実際に保険を理解して加入する人は少数派です。

親から勧められて加入したり、職場に来た保険屋さんに言われるがままに加入している人も多いのではないでしょうか。

 

保険の本質的な目的を知っている場合、加入するべき内容の保険は限られます。

保険の働きとは、「リスクの発生頻度は低いが、発生すると損失が大きい場合」に備えることです。

 

つまり保険の目的とは、「リスクが発生した時に自分の生活が破綻することを回避する」というものです。

生活が破綻する可能性のあるリスクとは次のようなものです。

・死亡→生命保険

・火災→火災保険

・交通事故(多額の損害賠償)→自動車保険

 

これ以外のリスクに関しては、国の保証やある程度の現金があれば対応できることがほとんどです。

上記の保険に関しても必要以上の掛け金は不要で、自分の状況に合わせた金額で問題ありません。

 

自分に関わるリスクを見直して、困ることのない保証を備えた保険を契約しましょう。

保険の知識については、次の記事にまとめました。

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住居費

住居にかかる費用は家族構成や地域などの様々な要因が影響することもあり、人によって金額は大きく変わります。

金額差の大きい住居費ですが、生活費の中で大きな割合を占めているという家庭は少なくないはずです。

 

支出の最適化だけを考えれば、安い方が効率的に資産形成を実現できます。

セミリタイアを目指すのであれば、優先順位としてまずは資産を築くこと、そのあとに資産から得られるお金で自分のライフスタイルに合った住宅を選ぶこと。

 

このような考え方が最適だと気付きました。

私はセミリタイアという生き方を知る前に、戸建てのマイホームを購入しています。

 

セミリタイアを目指している現在の状況とすれば、住宅費は目標達成に対する重い足かせになっているのは事実です。

セミリタイアを目指してこの記事を読んでくださっている方には、声を大にして伝えたいと思います。

 

安易にマイホームを購入するな!

なぜならマイホームは資金的拘束や場所的拘束、さらには時間的拘束を受けてしまうからです。

長期のローンを返済しなければならない→資金的拘束

マイホームがあるからと安易に引っ越せない、手放すという選択肢も簡単には取れない→場所的拘束

ローン返済のためにお金を稼がなくてはならない→時間的拘束(返済のために労働をやめる選択ができなくなる)

 

マイホームを購入すること自体は、欲しいと思うなら買うべきだと考えています。

しかし購入するタイミングや金額を間違えてしまうと、セミリタイアが難しくなるのはもちろんのこと、人生の選択も限られてしまうという事実を知って欲しいです。

 

まずは賃貸で自分の心地よい空間を知り、自分のお金を払う価値があるかをしっかり考えてみましょう。

その後に、自分の価値と資産に合ったマイホームを購入しても遅くはないはずです。

光熱費

光熱費の節約と聞くと、こんなイメージをする人も多いのではないでしょうか。

・電気をこまめに消す

・水道の水を流したままにしない

・冷暖房の設定温度を控えめにする

 

確かに実践すれば節約にはなります。

しかし、これらを実践しても差額は微々たるものになってしまうことがほとんどだと思います。

 

金額はそれほど変わらないのに、このような注意や我慢をともなう節約はとてもストレスが貯まるというおまけが付いてきます。

このストレスで散財でもしてしまったら、節約した金額以上の出費になることは言うまでもありません。

 

私は少し前までこの光熱費の部分に関して、どうしても大きく削減するのが難しい項目だと感じていました。

ところが光熱費について調べているうちに、現在は無理なく削減できる方法があると知りました。

 

それは電力自由化です。

2016年4月から法改正によりこの制度がスタートしていますが、自分で好きな電力会社を選ぶことができるようになりました。

 

電力会社ごとに様々な特典があったりと、自分の生活スタイルに合わせるだけで簡単に光熱費の削減に繋がります。

手間としては切り替えの手続きだけで、あとは今までと同じように使うだけでも削減できてしまうのです。

 

私は「楽天でんき」に切り替えましたが、楽天でんきはポイントで電気料金が支払えるという特徴があります。

切り替えてから半年が経過していますが、すべてポイント払いで支払っているので実質0円で利用しています。

 

このように自分の生活スタイルに合わせて電力会社を選ぶだけで、今までと同じ生活なのに削減ができるメリットはかなり大きいです。

ぜひ自分に合った電力会社を見つけてメリットを活かしましょう。

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上記以外の支出

支出に関しては、食費や娯楽費などまだまだ項目が出てくると思います。

これらの支出に関しては個人の価値観が大きく関係しているので、削減という一言で片付けられないと私は考えます。

 

必要な金額が少ないことはセミリタイアに対してメリットですが、生活している中で本当に欲しいものも買えないことは生きている意味を見失います。

このことからも、自分の心地よく過ごせる最低限の支出額を目指すのが一番です。

 

金額が決まるまでは何ヶ月もかかってしまうことがあるかもしれません。

しかしこれができるようになれば、幸せになれるお金の使い方をマスターしたことにもなります。

 

収入の部分が増えたとしても自分に最適な支出額が決まっているので、収入に比例して支出額が増えていくリスクも軽減できます。

収入と支出の差額は最大になり、それを継続することがセミリタイアを実現します。

 

支出の最適化を自分のスキルとして習得し、セミリタイアを目指しましょう。