投資

FIRE本から考える私のポートフォリオ

FIRE本(穂高唯希さん)

セミリタイアを目指しているけど、どんなポートフォリオで資産運用したらいいか迷っている人も多いと思います。

ここでは「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」を参考に、私なりのポートフォリオを考察してみます。

みっちー

自分のポートフォリオを組む際の参考になれば幸いです。

みっちー

みっちー(@dekiru_55)

「FIREをめざす人のための資産形成入門」から考えるポートフォリオ

著者である穂高唯希さんがFIREを達成するまでに行った投資手法は、高配当株・連続増配株投資です。

このポートフォリオは配当金を得る目的で組まれていますが、配当金が良い理由としてこのように書かれています。

配当金のメリット・魅力
  1. 手間がかからない
  2. 再現性が高い
  3. 不労所得の可視化になり、経済的自由の達成具合が明瞭
  4. 出口戦略を考える必要性が基本的に生じない
  5. 時間と共に積み上げることができ、相場局面に関わらずモチベーション維持になる
  6. モチベーション維持により、長期投資が可能になる
  7. 他の生き方をする選択肢が増え、そのハードルが下がる
  8. 月々のキャッシュフローが読みやすい
  9. 配当利回りが、株価下落の際にクッションになることがある

配当金は購入時にいくらもらえるかが決まっているので、保有している資産から年間いくら入るか計算できます。

年間の収入が分かるとセミリタイア時の収支もイメージできるので、より具体的な計画や達成具合を知ることができるのです。


もちろん配当金にも減配という危険性はありますが、株価の暴落より減配は緩やかというデータもあります。

暴落時でも配当金が0円になることはまず無いので、配当金が受け取れることは大きな心の支えです。

みっちー

配当金を得るスタイルの投資は、セミリタイアと相性の良い手法だと感じます。

配当金は「使う」or「再投資」の選択も可能なので、ライフステージに合わせて変えることが容易にできます。

穂高唯希さんのポートフォリオ

穂高さんがセミリタイアした時の資産は約7,000万円です。

主力は米国株で、次の7つの国や地域の株式に投資されています。

  • アメリカ
  • 日本
  • イギリス
  • オーストラリア
  • 香港
  • ベトナム
  • カナダ

アメリカ・日本・イギリスがポートフォリオの評価額全体の約8割で、高配当株が全体の9割以上になるそうです。

投資商品は個別株以外にも、米国リートETFやインフラファンド、Jリートを保有されています。

みっちー

穂高さん自身が「投資が趣味化している」と言っており、実際に数多くの銘柄に投資されています。

しかし、ETFで十二分に分散性を図ることが可能で、手間も省けると強調もしています。

初心者や企業分性や管理に抵抗がある人は、ETFでポートフォリオを組み立てるのが良いと感じました。

書籍で紹介されているケース別の資産形成法

書籍内では、ケースを考慮した資産運用を提案されています。

それぞれを判断した根拠は、自分がポートフォリオを組み立てる際の参考になるはずなので、ひとつずつみていきます。

みっちー

なお、投資先については「資産を増やすことを目的とする」が前提で考えられています。

ケース①

ケース①の設定は、次のような方です。

将来が不安

27歳(女性)・独身・年収350万円

恋愛・仕事・趣味など、色々とお金を使いたい時期

このようなケースに対し、投資先の一例は次の内容になります。

➡︎つみたてNISAへ毎年40万円

具体的な投資先

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

みっちー

FIREだけでなく、様々な生き方に対応できる最もベーシックな投資だと思います。

これをベースに自分のライフスタイルに合った投資を追加する方法が最適かもしれません。

ケース②

ケース②の設定は、次のような方です。

少しでも生活を豊かにしたい

36歳(男性)・夫婦共働き・年収500万円

このようなケースに対し、投資先の一例は次の内容になります。

➡︎一般NISAに毎年100万円

具体的な投資先

  • SPYD(SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF)

みっちー

この投資スタイルは、FIREを目指す人のベースになると感じています。

配当金を効率的に受け取れますし、定期的な配当収入は人生の選択肢を大きく広げてくれます。

ケース③

ケース③の設定は、次のような方です。

老後資金を少しでも増やしたい

57歳(男性)・妻は専業主婦・年収700万円

投資可能な期間が短い(平均健康寿命までの期間が短い)

このようなケースに対し、投資先の一例は次の内容になります。

➡︎米国株式50%+米国債券50%

具体的な投資先(債券)

  • AGG(iシェアーズ・コア米国総合債券ETF)
  • BND(バンガード・米国トータル債券市場ETF)

みっちー

運用の安全性を上げるため、債券を取り入れたポートフォリオが提案されています。

年齢に合わせて現金比率(安全資産)を増やす意見をよく聞きますが、預金では利回りがほぼ期待できないため、債券は選択肢のひとつだと思っています。

ケース④

ケース④の設定は、次のような方です。

本気でFIREをめざす24歳

このケースではFIRE実現のための3か条をあげ、高配当ETFや楽天VTIのような投資信託で資産を最大化を図ると書かれています。

➡︎FIRE実現のための3か条
  1. 若年期に入金力をできるだけ上げる
  2. 「収入ー支出」の最大化に努める
  3. 自身の価値観やライフスタイルそのものを見極める

みっちー

投資以外で「生き方」が重要だとも書かれています。

本を読むとFIREに対する穂高さんの想いに触れることができるので、ぜひその想いを感じて欲しいです。

ケース⑤

ケース⑤の設定は、次のような方です。

子供にも投資を伝えたい

52歳(女性)・子供2人を育てるシングルマザー

このようなケースに対し、投資先の一例は次の内容になります。

➡︎SBI証券の定期積立サービスでVYMを自動積み立て

具体的な投資先

VYM(バンガード・米国高配当株株式ETF)

みっちー

投資を伝える方法として、配当金というお金が増える実感が好適と書かれています。

別の方法として株主優待も紹介されており、手元に何かが入ることの喜びは大きいと実感しました。

私が参考にしたいと思ったポイント

基本的にはケース②の投資方法をベースに、安定性を加える方針が自分には合っていると感じました。

書籍内の内容を取り入れつつ、ポイントとしてあげる項目は以下のとおりです。

  • 一般NISA口座を使用
  • 配当金のベースとなる銘柄にSPYDを選択
  • 株式100%ではなく、債券もポートフォリオに組み込む
  • SPYDのみではセクターに偏りがあるので、HDVやVYMも保有する
  • 米国を主な投資先として、その他にも数国をポートフォリオに組み込む
  • 相場の安値判断は難しいと考え、ETFは一部定期買付を利用
  • なるべく手間のかからない投資方法を選ぶ

ポイントを踏まえたポートフォリオの考察

前項のポイントを考慮しつつ、ひとつの案としてポートフォリオを組み立ててみました。

アセットアロケーション

  • 米国株式:60%
  • 日本株式:10%
  • 新興国株式:10%
  • 米国債券:20%

ポートフォリオ

  • SPYD:42.5%
  • HDV:10%
  • VYM:7.5%
  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX):10%
  • eMAXIS Slim 新興国株式:10%
  • AGG:20%

手元に入る配当金は米国ETFからになります。

eMAXIS Slimシリーズは投資信託のため、配当金が手に入らないので保有率を抑えています。


高配当ETFであるSPYD・HDV・VYMの合計の比率が全体の60%で、受け取る配当金を多くするためSPYDの比率が高めです。

ETFはどれもSBI証券で定期買付が可能なので、毎月自動的に積み立ててくれる仕組み化もできます。

みっちー

ETFの配当金が3ヶ月ごとに入るので、その時に合わせてリバランスをすると調整しやすいかもしれませんね。

まとめと書籍を読んだ感想

ポートフォリオについては、リターンの計算やリスクの把握などをしていないので、実践する際は検証が必要になります。

他のFIRE本も参考にしつつ、自分がFIRE生活を送るためのポートフォリオを考えていきたいと思いました。


ちなみに書籍では投資以外にも、「収入ー支出」の最大化というセミリタイア実現には重要な考え方についても書かれています。

とても参考になる内容ですし、セミリタイアという生き方に無限の可能性を感じることができる一冊でした。

みっちー

私はこの本を読んでから、セミリタイアという生き方を目指すようになりました。

人それぞれの生き方や考え方があるので、嫌なことはしない人生を選択してもいいと勇気付けられます。

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ここで紹介したポートフォリオは私が考えた一例であり、投資勧誘を促すものではありません。

投資を行う際はそれに関わるリスクに十分配慮をして、運用は自己判断・自己責任のうえで行ってください。

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